オランダ テストセーリング(前編)

2017/4/23-30 まだ寒いオランダで、新型ナクラ17の試乗に行ってきました。

 

2017年からフォイル(水中翼)装備のMk2に生まれ変わったナクラ17ですが、Mk2の最初の出荷は2017年6月で、世界中のチームに行き届くのが2018年始と、東京オリンピック3年前にして、まだ誰も乗ったことすらありません。 梶本/川田組の、国内用の一艇目は2017年12月に江の島で受け取り、海外遠征用の二艇目は2018年春にヨーロッパで受け取る予定になっています。

2017年3月から5月にかけて、オランダのナクラ社が、各チームに1週間ずつの試乗会を用意しました。参加費無料、艇の強度不足や劣化で壊れた部分は全てメーカー対応と、ナクラ社にとっては出荷前の最終テストも兼ねています。 梶本/川田組にとっては、フォイリングナクラ17との相性の確認、フォイリングナクラ17の特性を掴み12月までの最適な練習の計画、ライバルの日本チームとの比較、同時に試乗にくるリオ五輪メダリスト&4位チームとの比較、コーチ探しなどが目標になります。

ところが、出発の一週間前、川田が49er(別のオリンピック種目で。船の上での動作がナクラ17と似ている)で練習中に、右足首を捻挫し、乗れなくなってしまいました。 かなり焦りましたが、梶本のつてで、ピンチヒッターを用意できました。 セーリング界のフォイリング(水中翼で飛ぶこと)の流れをリードしてきた、一人乗り水中翼艇モスのトップメーカーMach2で水中翼の開発を担当している、ハリー君です。本人もモス世界選手権10位、今回の試乗会の目的としては、これ以上ない最適な人材です。災い転じて福をなすとはこの事です。 二人とも英会話に抵抗がないからこそできたことで、英会話力は、セーリングの競技力向上のため必須だと、改めて実感しました。

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